管理人の部屋


サイクルセンター山口輪店緑が丘店は岩手県盛岡市にある自転車&バイクの専門店です。
〒020-0117 岩手県盛岡市緑が丘3-9-3  TEL019-662-1250 FAX019-662-1200



■福島〜牡鹿半島編■
2015年5月5日(火)〜7日(木) 天気  
今回のマシーン:ヤマハ・FZ6-S、店長:ホンダ・VFR800U

 
 <一日目>
山口輪店〜盛岡南IC〜東北自動車道〜村田IC〜「道の駅・村田」〜
柴田町〜角田市〜山元町〜新地町〜「松川浦」〜
「道の駅・そうま」〜南相馬市〜飯館村〜「道の駅・川俣」〜福島市泊
走行距離 361km

<二日目>
福島市〜飯坂温泉〜桑折町〜白石市〜「道の駅・七ケ宿」〜
「蔵王酪農センター」〜川崎町〜秋保温泉〜仙台市〜
富谷町〜大衛村〜色麻街〜「やくらいガーデン」〜
大崎市〜美里町〜涌谷町〜石巻市泊
走行距離 227km

<三日目>
石巻市〜「牡鹿半島」〜女川町〜南三陸町〜
一関市〜平泉前沢IC〜東北自動車道〜盛岡IC
走行距離 312km

全走行距離 900km
◆◇◆1日目◆◇◆
今日から、めったにない二泊三日のツーリングだというのに、別段早くもない朝7時も過ぎたのんきな出発 (~_~;)
ジャーン!見てみてえ〜♪ハンドル周りは装備を充実!!ETCとメットホルダーと、なんとナビまで装備しちゃいました (*^^)v
     

朝7時半頃の国道4号は、GWのお出かけ車で早々に多い。
そんなわけで、行きは渋滞を避けるためさっそく盛岡南ICから東北自動車道に乗った。
 
気温11℃は寒い。
 
前方にバイクが2台が見えルンルン♪

久々の高速のためすぐ休憩。あえて混雑の少ない矢巾パーキングへ入る。GWの混雑を想定してか仮設トイレもあった。
     
前日夜の雨はすっかり上がり、雲はどんより気味だけど雨にあたられることもなく、
車も少ないとはいえなかったけど順調な流れで、予定通り宮城県の村田ICで下りる。

■道の駅・村田■

インターを下りてすぐの道の駅「村田」は物産交流センターを構え地場産品が色々あるところ。
朝採り野菜がたくさん並んでいたり、同じ敷地内には“村田町歴史みらい館”などもあり時間があればゆっくりしてみたい所だった。
   

道の駅・村田からは県道をつなぎ福島県相馬市へ向う。
蔵王連峰が良ーく見えたよ〜〜〜〜〜(^。^)/

薄曇りの穏やかな景色見ながらしばらく走り、宮城県から福島県にかけての海沿いの大震災被災地へ向った。

宮城県と福島県の県境の町「山元町」へ到着。
国道6号をまたいで海方面へ進んだあたりは、津波の被害が酷かったところのようで建物ひとつ無く、
「山元町総合案内板」だけが残っているだけの更地だった。
   
案内板を見るとそこは旧“坂元駅”の駅前らしく、近いうちに旧駅舎(プラットホーム)取壊す案内の看板が出ていた。
   
プラットホームで海は見えなかったけど、地図を見ると海がすぐそこなのがわかる。

通行止めの道も多々ある中、どこへ通じるかわからない道を福島方面へ進んでみる。

津波で被害にあった建物が震災の大きさを物語っていたかと思えば、
菜の花が咲き穏やかな風景がのぞいて見たり・・・。しかし車は時々すれ違うけど人は歩いておらず何も無い。


この先「通り抜けできません」と書いてあったが、車が行ったり来たりしているので進んでみた。
・・・が、案の定しっかり「通行止め」。車もバイクもみんなここでUターンしていた。たぶんここは福島県の県道38号。
       

国道6号へ戻り相馬市へ向かった。「50km先、二輪車軽車両歩行者通行不可」の表示。
この後、距離が近づくたびに、何度もこの表示が出てくる。原発事故の深刻さを感じる。
       

国道6号から海沿いへ出てみた。
     
漁港が少しづつ復活し始めているのか、船もたくさん見られ、防波堤で釣りを楽しむ家族連れがあちらこちらで見られた。


■松川浦■
   
原釜辺りの漁港を抜け、「松川浦」へ到着。ここの漁港も盛んに復興工事中。むこうに見える大橋はいまだ通行禁止。
しかし、再開した旅館や食堂は元気よく営業。GWとあってどこも混雑していたし、
この日の海はとても穏やかで、爽やかなお天気が気持ち良かった。

■道の駅・そうま■
   
予定していた松川浦での昼食は、想定外の混雑に断念。道の駅・そうまでランチタイム。
名物一番人気の“ほっきコロッケ”は売切れ(T_T) “青のりコロッケ”と“相馬磯うどん”をいただく。
夢中で食べて、写真忘れた(~_~;) 美味しかったっぽぉ〜♪

道の駅内には「震災伝承コーナー」が設けられ、大震災時の様子が展示されていた。
立寄った人々は、一つひとつの記事や展示物をじっくり見入っていた。
       

午後は魔女さま大好きな県道をつないで福島県の内陸へ向う。
 
はやま湖
 
たぶん飯館村の山の中!?

■道の駅・川俣■
川俣町は伊達郡の最南東、阿武隈高地北部に位置し、シルクと川俣シャモが名産!
   
・・・という事で、魔女さまはモチロン食べまくり〜\(^o^)/
 
シャモメンチカツ
 
川俣シャモの卵使用のプリンどらやき
 
川俣シャモの卵使用のピヨピヨプリン
 
シルクソフト
完食して、満足!満足ぅ〜!!

まだ日が高い時間、福島市内へ入る。本日の宿泊先は福島駅そばの東横イン。
   
ホテルの方のお心使いで、バイクは玄関前の屋根のかかったスペースへ駐車させていただく。ラッキー♪
一日目の走行距離361km

■福島駅前■
夕食前に福島駅前を散策。JR東北新幹線、東北本線、奥羽本線と阿武隈急行が乗り入れる駅前は小奇麗だ。
       

■ふくしま餃子の会「餃子会館」さん■
   
丸い皿に放射状に盛り付けた「円盤餃子」のスタイルが特徴の福島名物「ふくしま餃子」を食べたくて
街を歩いてみたけれど、定休日だったり、長蛇の列だったりでありつけず((+_+))
餃子しか頭になかった魔女さまの目に入ったのが“ふくしま餃子の会”ののぼり!
カウンターしか無いような、10人も入ればいっぱいのお店が、夕方5時半過ぎには満席\(◎o◎)/!
いわゆる流行の円盤餃子ではなかったけど、目の前で皮を伸ばし、具を包む、
店主さんの一個づつ手作りの餃子を、生ビールと一緒に美味しくいただきました♪

■ふくしま屋台村こらんしょ横丁「闇市」さん■
餃子の後は、地元の居酒屋さんでゆっくり食事。見つけたのはふくしま屋台村内の「闇市」さん!
     
街中にある屋台村こらんしょ横丁には9店舗のお店が営業中。串揚げ、串焼き、ワイン屋まで色々。
お酒が美味しくいただけそうな煮込みメニューが得意という「闇市」さんにお邪魔むしぃ〜(*^。^*)
カウンター越しに、マスターと話をしながらいただく地酒とお料理は最高にマイウ〜でした♪
 
たっぷりのお通し
 
赤だし牛とろ煮込み
 
闇市ファイヤーバード2号
 
外でも食べれるよ

◆◇◆2日目◆◇◆
   
隣りのホテルにもバイクがいっぱい♪朝食はバイキングで朝からモリモリいただきました!

朝8時半、まったりホテルを出発。福島交通飯坂線沿いの県道3号を北上。
 
ずーっと線路沿いを走る
 
終点は「飯坂温泉駅」
 
駅前の橋の上から温泉街を眺める

今日も国道を避け、県道を走る、走る!田舎道あり、峠道ありで楽しい〜〜〜♪
       

■七ヶ宿湖■
国道113号に出て、大きな湖「七ヶ宿湖畔」を爽快に走る。交通量は少なく快適♪
     

■道の駅・七ケ宿■
国道113号沿いの水と歴史の館に隣接した場所に平成26年4月リニューアルオープンしたという道の駅。
目前にはダム湖と自然休養公園が広がり、大自然を満喫できそうなロケーション。
     
見てみてえ〜!団体様ではありませーん。4組みぐらいのバイクグループが、たまたまお行儀よく並んだ様子です。
だから、旅は面白い(笑)
   

どんどん北上して、宮城蔵王を目指すのだ!
       

■蔵王酪農センター■
道はスーイスイなのに、やっぱGWということもあって観光地はメチャ混み。
 
バイクは特別置き場で悠々♪
 
チーズハウス
 
チーズキャビン
 
手作りパン・ケーキ蔵王牧場

チーズ大好き魔女さまは、混雑にもめげません。露店販売していたチーズフォンデュは最高に美味しかったあー(*^。^*)
     

 
遠刈田温泉付近
 
カッチョイイなあ〜天狗さま
 
バイクが連なった
 
ちょっと迷子

■釜房湖&釜房ダム■
       

山の中ばかり走っていて昼食を取れそうなところがないことに気づく。さてはて、どこでお昼ご飯にしようかな!?
そう思いながらも、田畑ばかり続く道にもお店は見当たらない。
   

■加美郡色麻町「手打ち田舎そば一昇」さん■
そんな田んぼの真ん中に“手打ち田舎そば”の看板発見!
矢印の路地方向へUターン覚悟で入ってみたら、あったあった「手打ちそば一昇」さん♪
   
店主さんの打つ手打ちそばは、かなり太めでしっかりコシがあり、蕎麦の香りも満載の食べごたえのあるお蕎麦!
つけめんの汁にもよく絡み美味しくいただきました(*^^)v
 
こだわりのお品書き
 
おろしつけめん
 
鶏南つけめん

■やくらいガーデン■
手打ち蕎麦屋さんからほど近い薬莱山にある「やくらいガーデン」にちょっと立ち寄る。一日いて遊べそうなところだね。
     

二泊目の宿泊先、石巻の街中にある「石巻グランドホテル」に到着。
バイクは屋根のかかった広いスペースに置かせていただき、本日も安心。
     
二日目の走行距離227km

■石巻駅■
       
夕食前のお散歩が日課!?地元の居酒屋さんを探して歩くけど、GW中でどこもお休み・・・。
漫画家石ノ森章太郎さんのキャラクターが街を元気にしている。

■石巻グランドホテル内レストラン「日本料理・石亭」さん■
そんなわけで、ホテルにもどり、地元のお魚料理が食べれるホテル内の料亭でリッチに夕食♪
       
魚、肴、さかなとお魚尽くしでオーダー。これ以外にも、うにやなにやらいただき、
さらに〆は併設されてる中華料理店「中華飯店」さんの“海鮮おこげ”をたいらげた(●^o^●)
 
可愛い店員さんに店長デレデレ!?
 
プリプリ海の幸のおこげ♪

◆◇◆3日目◆◇◆
   
グランドホテルの朝食バイクングは豪華だった♪そして、朝の駐輪場には仲間が増えていた(^_^)

■牡鹿半島■
本日の目指したところは石巻から近い牡鹿半島!
さっそく待望のコバルトラインを走る!!初めて走ったけど、最高に気持ちイイ道だったよお〜〜〜ん(^O^)/
     
まずは女川湾を一望する絶景ポイント「大六天駐車場」がある。ここですでに感激!
東日本大震災により、全線にわたって路面の亀裂や法面の崩落が発生し、全区間が通行止めになっていたそう。
復旧工事は難航していたそうだけど、平成26年4月30日に全線開通して通行可能となったんだって。
どーりで道がとても綺麗だったもんねえ〜。


<おしか御番所公園>
牡鹿半島の南端にあり、金華山をはじめ、各島々360℃のパノラマ展望を堪能できるところ。
展望台のある東屋やその丘の芝生の上でお弁当を広げたら最高だろうなあ〜\(^o^)/
       

コバルトラインを鮎川港方面へ下る。漁港や街は盛んに復興工事中。
       
生活道路と思われる県道2号へは行かず、またコバルトラインに戻り走りを楽しんだ。

国道398号へ出て女川から南三陸町へ北上。
       

■北上川■

岩手県岩手郡岩手町御堂の湧水「弓弭(ゆはず)の泉」の源流から、
岩手県のほぼ中央を北から南に流れ、宮城県に入り、太平洋へと流れる最後の川沿い。

広い北上川が海に流れた辺り。川?海?トンネルだ!と思ったら山の上から海を見渡す場所へ出た。
だから三陸のリアス式海岸は面白い!?
   

爽快な山道を抜け出たところの漁港は、どこも瓦礫が片付いたものの、盛り土をしながらの復興工事中。
まだまだ、建物が建つような気配はなく、ひとつひとつの町がもとに戻るまでには時間がかかりそう。
   

国道沿いといえども、海沿いではなかなか食事をするところが見つからない中、やっと南三陸町でお寿司屋さん発見!
■お食事・すし処「南三陸 竜巳や」さん■
気仙沼のお寿司屋さんで働いていた店主さんが、震災後にオープンしたお店だそうで、
新しいながらもホッとする雰囲気が気に入った魔女さま。
     
南三陸町が誇る地元のA級グルメ「南三陸キラキラ丼」提供店ということで、キラキラ丼にも魅かれたけど・・・
 
レディース御膳
 
日替わりランチ
これにコーヒー付で豪華なランチをいただきました♪

午後は盛岡へ向かうだけ。少しの国道とたくさんの県道をつなぎ、
平泉前沢ICから東北自動車道で盛岡ICまでビューンと走って帰宅。ETCは楽チ〜ンだねえ〜 (^_-)-☆
   
三日目の走行距離312km

★☆★☆★☆魔女さまのお話★☆★☆★☆
今回のツーリングはどこへ行こうか?とおもった時、
その1、福島に行きたい その2、福島の海を見たい・・・とそれだけ。
そんな漠然とした思いだけのまま、お休みの1週間前になっても宿泊先も決めれず状態。
とにかく宿だけでも取らないと・・・と思い、空いている宿を探すも、なかなか条件に合うところが無い。
そりゃそうだ、GWなんだから (ー_ー)!!
ってわけで、どーにか宿を決めて、ルートは走りながら考えよ〜ってなフリーツーリングとなった。
GW中だから道はどこも混雑していることを想定。県道や地元の道を選びながら渋滞を回避。
おかげで全く渋滞にはハマらずスムーズなツーリングだった。
全走行距離が900km。一日平均300kmで体力的にも楽チンに走れて、無計画なわりに体に優しい旅となった。
知らないところの道を、ナビや地図でたどりながら気ままに走るツーリング面白かったのだ\(^o^)/


管理人の部屋


サイクルセンター山口輪店緑が丘店は岩手県盛岡市にある自転車&バイクの専門店です。
〒020-0117 岩手県盛岡市緑が丘3-9-3  TEL019-662-1250 FAX019-662-1200


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