管理人の部屋


サイクルセンター山口輪店緑が丘店は岩手県盛岡市にある自転車&バイクの専門店です。
〒020-0117 岩手県盛岡市緑が丘3-9-3  TEL019-662-1250 FAX019-662-1200



■戸の旅巡り・一戸&二戸旅編■
2017年5月18日(木) 天気 盛岡の最低気温8℃ 最高気温25℃
本日のマシーン:ヤマハ・セロー250

 
本日の走行距離 197km
 10:10 山口輪店発

松園〜四十四田経由で国道4号へ

11:10 いわてまち川の駅・北上川源泉 ゆはずの泉御堂観音

11:50 一戸・朴舘家住宅

国道4号〜県道274号

12:30 二戸・南部煎餅の里

県道274号〜国道4号〜県道6号

14:20 浄法寺・キッチンパルたてやま

14:40 浄法寺町役場・瀬戸内寂聴記念館

県道6号〜二戸広域農道

15:50 奥中山高原・雪あかり

県道30号〜国道4号

17:15 山口輪店着


戸の旅「Pocket MAP2017」を手に入れて、戸の旅に出ることにした第一弾。
今回は盛岡から一番近い『一戸』と『二戸』へGO!
   

ルート的には面白いとはいえないが国道4号を北上。お天気は快晴で気分良好。
一戸へ行く手前の岩手町で、国道4号沿いにずーっと気になっていた“北上川源泉”の看板。その路地に入ってみた。
■いわてまち川の駅■
   
国道からまもなく行くと、「いわてまち川の駅」の立札が右手に見え、土手下には園庭が広がっていた。
園内は池や風車があったり、小川が流れ、植物には名前や説明書きがあり散策していて楽しい。
北上川の出発点として、平成16年6月にオープンしたそう。
       
ちなみに、岩手町には“4つの駅”があるって今回知りました。
新幹線の『いわて沼宮内駅』、街のメイン通りにある『街の駅よりーじゅ』、
国道4号沿いにある『道の駅石神の丘』、そしてここ『かわの駅』。
川の駅の向かいには「御堂観音堂」があり、北上川の源泉“弓弭(ゆはず)の泉”があることから「北上川の始発駅」という存在だそう。

で、川の駅のちょうど向かいにある「御堂観音堂」へ向かう。
■北上山御堂観音堂・北上川源泉地■
   
“新奥の細道”(岩手町から一戸町まで続く旧奥州街道のみち)沿いにある山門をくぐり、階段を上ってうっそうとした森の中へ進む。
門の入り口でネコちゃんがお出迎え。近づくと、逃げもせず、時々振り返りながら魔女さまを奥へ案内してくれる。
     
御堂観音境内に到着。ネコちゃんは消えていた。
     
御堂観音の奥へ進むと、東北では最も長い距離の北上川の源泉とされる「弓弭の泉」があった。
   
源義家が「弓弭」で掘って湧き出たと由来のある「弓弭の泉」は、ちゃんと綺麗な水が湧き出ていた。
思っていたより小さい場所からこじんまりと湧き出ていたけれど、
隣にある小さな池の水はとても綺麗で、大っきなオタマジャクシがいっぱい泳いでいた。

想定外の時間を過ごし、国道4号へ戻って戸の旅に戻る。
一戸町へ入り、戸の旅マップには載っていないけれど『岩手最大の古民家入口』の看板発見!

一回通り過ぎたけれど、すぐにUターンしてまた寄り道。案内板の矢印を頼りに住宅街をズンズン進入。
     

あった!
■国指定重要文化財・旧朴舘(ほうのきだて)家住宅■

大きくてカメラに納まらない。

ちょうど庭先に家主さんがいらしたので、お話を伺いながら見学させていただく。
   
江戸時代末期に建てられた寄棟造茅葺の主屋で、岩手県内では最大級規模の民家。
朴舘家は大正時代までは、広い規模の山林や田畑を有する豪農で、たくさんの人(名子)が働き、
周りには名子屋敷もあったんですって。で、とにかくデッカイ!!

台所や土間には今でも当時のままの農具や用具が置かれ、江戸時代の風情を感じる。
家主さんのお話では藁葺き屋根の葺き替えが大変なのに、カラスが突いてすぐにボロボロにして困ると言ってました。
下から見上げると藁(屋根)の厚みが凄い(写真右)ことがわかる。
       

まず、一戸町で新しい発見をしたところで、お腹もすいてきたので今度は二戸の町へ向かった。
日差しが強くなってきて、気温表示は26℃。国道4号から県道274号へおりて市街地へ入る。
   

■南部煎餅の里■
   ここで美味しいお蕎麦を食べれる
というので立寄ってみた。

食事の前に、2017年4月にできたばかりの小松製菓・巖手屋創業者“小松シキさん”の『小松シキ記念館』に立寄る。
     
館内ではシキさんの娘さん(シキさんにそっくりの方)が、シキさんのお話をしながら案内をしてくださった。
若い頃のお話や、今でもシキさんの経営信念を引き継いでいることなどなどシキさんのお話をたくさんうかがう。
小松製菓の創業者が女性だったことや、巖手屋の南部せんべいのイラストのおばあちゃんは、
シキさんがモデルだったことも実は初めて知ったのでした(^_^)

記念館の隣りには、社員・お客様・取引先様への思いを込めたシキさんの建てた観音様があったり、
穀物に感謝する供養碑があったり、シキさんのお人柄を感じることができました。
   

さて、昼食をいただきましょう!
『自助工房 四季の里』

南部地方の郷土料理を出してくれるというお店で、岩手産そば粉100%のごだわり手打ちそばをいただく。
   
お昼も午後1時を過ぎたというのに店内は満席。
風情ある古民家で、やさしいつゆの味と店内で挽いたそば粉の手打ちそばを贅沢にいただきました。
もちろん、まいう〜♪

食事を控えめにしたのは、さらに隣の北のチョコレート工場&店舗『2door』でデザートをいただくため。
2016年6月にオープンした2doorでは製造工程を見れたり体験コーナーもあった。
   
店内を見学し、目的のカフェコーナーへ!メニューを見て、ソフトとアイスとカキ氷で迷う。
     
「チョコ南部アイス」に決定!決め手は南部せんべいのカップが可愛らしかったから♪
せんべいマイスターが手焼きしたサックサクのカップとスプーンもペロリといただきました(^。^)

行くところ行くところでまったりしてしまい二戸の街を出たのは午後2時頃。
帰りは浄法寺経由の予定。国道4号から県道6号で浄法寺へ向かう。
■浄法寺・キッチンパルたてやま■
     
戸の旅マップに情報のあった、浄法寺町内の手羽先やローストチキンが人気のお店。
お店の方にバイクで来た事を伝えると、「戸NORIDER」グッズのステッカーをくださった。ラッキー♪

浄法寺にあるというバイクの記念館「愛輪塾」を目指す。
しかし、先のお店でも道を聞いたにもかかわらず、わからん(-"-) バイクの看板もあるのにそれっぽい建物が無い。
砂利道をグルグル周ることとなり、ひそかにセローで良かったと思った。
   
で、結局見つけれず仕舞い。菜の花が綺麗に咲く道へ出て「ま、いいっか」みたいな。

どこを走っているのかわからないまま、牧場の前を通過したりして浄法寺の街中へ戻る。
   

■二戸市浄法寺総合支所(旧浄法寺町役場)■
   
支所内に『瀬戸内寂聴記念館』があり見学することに。
 寂聴さんの生い立ちの事から、沢山の書籍まで所狭し並び、
寂聴さんの可愛い笑顔の写真に癒されてきました。
   
 
天台寺寂庵の書斎を再現したところ(写真右)

浄法寺の町歩きをしてからは、広域農道で奥中山まで移動。
       
標識を見上げて、地図を確認し、キョロキョロし、Uターンを繰り返すも、快適に走る。
       
奥中山高原の文字が見えた。ジェラート屋さんまでもう少しかな♪
     

■奥中山高原ジェラート・雪あかり■
   
下界を見渡しながら、外のベンチでジェラートをほおばる(*^。^*)
   
JAFの会員優待割引を利用してちょっとお得にダブルをいただきました♪

国道へ出るまでの高原を気持ちよく走り抜ける。
   


■産直・奥中山高原■

国道4号へ出てすぐ、産直へお立ち寄り。なんか変わったレタスを購入。

帰り道の岩手山(左)と姫神山を眺めながら、「午前中の方がすっきり見えたかな〜」とか、
「今日も楽しい一日だったねえ〜♪」とメットの中でモゴモゴ独り言を言いながら家路に着きました。
   

★☆★☆★☆魔女さまのお話★☆★☆★☆
せっかく『戸NORIDER・ポケットマップ2017』が手に入ったのだから、“戸の旅”へ出てみようと思った第一弾。
一戸と二戸は何度も行ったり通ったりしたことのある町だったけれど、
今回も新しい発見や楽しい出会いがあっていい旅になりました♪
砂利道に入っちゃったり、坂道でUターンするはめになったりしたけれど、
セローくんは身軽で大活躍の一日でした!


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