管理人の部屋


サイクルセンター山口輪店緑が丘店は岩手県盛岡市にある自転車&バイクの専門店です。
〒020-0117 岩手県盛岡市緑が丘3-9-3  TEL019-662-1250 FAX019-662-1200


■電車の旅第二弾・気仙沼編■
2018年4月12日(木) 天気 
盛岡の最低気温8℃ 最高気温17℃ / 大船渡の最低気温6℃ 最高気温20℃

今年二回目の電車の旅の行先は気仙沼。
今回はおひとり様旅だし、乗り換えも沢山あるし、船にも乗る予定だし、と期待と不安が半々な気分だけど、
綿密に立てたスケジュール表を握りしめ、いざ出発ぅ〜\(^o^)/

盛岡駅ではラガーマンの格好をしたわんこきょうだいがお出迎え♪
ラグビーワールドカップ2019開催までの日数をカウントダウン中!


◆本日のルート◆
8:39 盛岡駅発 → 快速はまゆり1号(花巻経由) → 10:55 釜石駅発(三陸鉄道南リアス線)
→ 11:50 盛駅着 昼食 → 12:54 盛駅発(大船渡線BRT) → 14:02 気仙沼着
→ 14:30 気仙沼フェリー発 → 14:55 気仙沼大島着 大島散歩 → 16:20 大島フェリー発
→ 16:45 気仙沼フェリー着 → 17:50 気仙沼駅発(大船渡線普通列車) → 19:14 一ノ関駅着
19:31 一ノ関駅発(東北本線) → 21:02 盛岡駅着

切符売り場の路線図を見上げて釜石までの料金を探すも見つからず、朝一番から焦る。
しか〜し、券売機の下の方に別ボタンで『釜石 花巻経由』を見つけてホッとする(笑)
電車が着くたびに、通勤・通学の人々が流れ出てくる改札口を、人影がなくなったところでパシャり!

「快速はまゆり1号」6番線ホームへ向かう。

前回、初めて岩手県の電車に乗った教訓より、乗り降りの際はボタンを押すことを覚えたのでスムーズに乗車 (^^)v
自由席だけど、さすが快速電車。普通電車よりゆったり座れて、シートもリクライニングできて楽ちん。
車掌さんは女性で、車内アナウンスがとても丁寧。

快速電車は停車駅がすくいないので、花巻駅まであっという間に着いた。
花巻駅で列車の進行方向が反対になったよ。写真右は新幹線の新花巻駅。

新幹線から見る景色は遠くを眺める感じだけれど、在来線はバイクで走る時と同じ目線の景色なのが楽しい。
土沢駅到着。ここはバイクでも町探検によく来る所。駅前(写真右)をホム側から見るのもまた新鮮。

土沢から遠野までは、ほぼ国道283号沿いを走る。単線なので上り電車とは駅ですれ違う。これも風情のある風景。

国道283号
宮守駅

宮守駅を過ぎてすぐ、いつもは下から見上げているめがね橋の上を通り、道の駅みやもりを見下ろした。

道の駅みやもりが見えた。
宮守を過ぎると、釜石自動車道が見えたり隠れたり。

陸中大橋駅を過ぎた辺りから、桜色の景色が目に入るようになった。

釜石駅に近づくと満開の桜がお出迎え。バイクで来るとランチや休憩でお世話になるシープラザが見えた。駅はすぐそこ。

JR釜石駅に到着ぅ〜ヾ(≧▽≦)ノ 


JRのホームから三陸鉄道の車両が見えた。あっちに行くにはどーしたらいい?
初めての乗換にキョロキョロしながらホームの階段を降りると、連絡通路で三陸鉄道の駅員さんが案内をしながら切符を売っていた。
駅の外に出ないで乗り換えができるとは親切である。
写真右が切符。全部の駅名が書いてあり、領収額の数字に穴をあける。なんかローカルっぽいところがいいね〜♪

他の乗客がいなかったこともあって、運転手さんが写真を撮ってくださった。ありがとーございます!嬉しい〜♪
一両編成でレトロナ感じの車内は、赤くて可愛い。


定時通り発車。釜石から大船渡へ向かう。
平田駅からは釜石大観音が見えた。

トンネルが多いのは国道と同じ。
 
時々見える三陸自動車道。
吉浜駅の手前で、「景色をご覧いただくため速度を落として走行いたします。」とアナウンスが入り、トンネルとトンネルとの短い区間だけど三陸の海をまじかに眺めることができた。
粋な心使いは旅人に嬉しいし、日常のせわしなさを和ませてくれる数分でした。

車窓からは山や海をキャンパスに、満開の桜が描かれとても綺麗。

恋し浜駅では3分間の停車時間があって、ホームに降りて写真撮影ができた。
駅舎内や通路は、復興への応援メッセージや願い事が書かれたホタテ貝の絵馬がい〜ぱい!

三陸鉄道終点の大船渡・盛駅に到着。
ホームはよく見ると、左の写真の左側は線路、右側は道路になっているでしょ。
左は三陸鉄道、右はJRの大船渡線BRT(バス高速輸送システム)のホームなのです。
だから、駅も三陸鉄道(左)とJRの駅が並んでいる(写真右)。

さて、ちょうどランチの時間。盛駅で降りて、駅からほど近い「百樹屋」さんでカレー南蛮を頂く。
注文すると「辛いけれど大丈夫ですか?」と聞かれるが、辛いのはOKなので楽しみにしていると、
太めのしっかりした麺に、こってりとしたカレーで、美味しい辛さでした。ごちそーさま(*^。^*)

お腹も満たされた後は、近くの天神山公園までお散歩。
遊歩道をよっこらせっこら登っていくと、山の上の公園では満開の桜の下で、お弁当を広げている光景が目立った。
帰りは階段で、、、と思ったけど、あまりの急坂にビビり、桜の合間から町を見下ろしながら、また遊歩道をクネクネと降りできた。

盛駅に戻り12:54発の大船渡線BRT気仙沼行きに乗り込む。

線路敷を活用した専用道を整備した道なので、渋滞や信号待ちが少ないのが利点。
駅は明るくバス停みたい。大船渡駅は新しくできた複合施設「キャッセン大船渡」そば。まだまだ復興整備途中の様子がうかがえる。

専用道はこんな感じ↓

途中の駅

すれ違い場所

踏切が見える


海のすぐそこを走るのはまた格別。
陸前高田市に入った小友駅からは、専用道路を降りて一般道路を走行。

陸前高田市も復興工事が盛んに行われているが、まだ建物の姿もなく、通る車両はダンプや工事車両ばかりの道が続く。

盛んに整備中の中心市街地を通り、陸前高田駅へ到着。さすがにここでは人の乗降りが多い。そして「奇跡の一本松」前を通過。

再び、鹿折唐桑駅から専用道を走る。

ここでも満開の桜がお出迎え♪ 1時間以上乗っていたのに、あっという間に気仙沼着いた。
よく見たら、バスはご当地キャラの描かれた可愛いデザインのバスだった (^_-)-☆

着いた!着いた!!気仙沼に着きましたあー!!!ピカチューがお出迎え♪

電車を降りたら何処へ向かうのかって?今度は船に乗るのでーす\(^o^)/ 向かう先は気仙沼大島!

まずは切符を購入。大人410円。

ジャーン!フェリーだあー!!

宮城県のゆるキャラ「むすび丸」くん

もくすぐ気仙沼大橋が完成し開通すると、生活船としてはなくなるかもしれないフェリー。
ならばあるうちに乗っておきたいと思い、今回のルートに組み込んだ。緊張しながら乗り込む。大島には20分くらいで着く模様。

気仙沼港を出発

対向車ならぬ対向船?!

まもなく開通予定の気仙沼大橋

遠いようで近いし、近いようで遠い大島へ到着。

東日本大震災の爪痕がまだまだ残る大島は、観光協会の建物もまだプレハブだった。


震災の犠牲になった人たちの霊に寄り添う気持ちを込めて植えられた桜が、ちょっと冷たい風の中咲き始めていた。


フェリー乗り場対岸の田中浜

ほんの少し山を登るだけで眺めがいい

一時間ほどの滞在で、すぐに気仙沼へ戻る。帰りの船は夕方のためか仕事を終え気仙沼へ戻る人たちでいっぱい。
大型車に挟まれ、郵便屋さんのバイクもミチミチと乗り込む。

かもめに手を振ながら、大島との別れを惜しむ ( ;∀;)
気仙沼港へ近づき、海から桜を眺める。これもまた格別。

フェリー乗り場から気仙沼駅まで歩く途中、地元のお菓子屋「うつみ」さんで、震災復興最中やふかひれ万寿をゲット♪

気仙沼郵便局の入り口には、『津波浸水深ここまで』のプレートが貼ってあり、
街が復興する中にも津波の教訓が刻まれていた。
気仙沼駅近くの北野神社入り口の桜も満開。

街並みを眺めながら気仙沼駅へ無事到着。


窓口で一関経由のJR切符を購入し、大船渡線・普通列車一ノ関行きへ乗り込む。

千厩辺りで外は暗くなり、どこを走っているかタブレットで確認しながら車中を過ごす。
通勤・通学時間のため乗客も多く混雑気味。一ノ関で東北本線へ乗換。結構な満員電車。
21時過ぎ、盛岡着。楽しい電車の旅完了♪ 

何もかもが初体験の旅。こんなハラハラドキドキは久々だった気分。いい旅でした (*'ω'*)
実はこのスケジュール、ライダー仲間さんがプロデュースしてくださったもの。
バイクに乗るからこそわかる電車の旅の楽しさや発見ができた気がします。ありがとうございました!


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