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岩手県盛岡市にあるバイク&自転車の専門店【サイクルセンター山口輪店・緑が丘店】です。
〒020-0117 岩手県盛岡市緑が丘3-9-3  TEL019-662-1250 FAX019-662-1200


BAA

最近、「BAA」って言葉を耳にすることありませんか。
一言で言うと「BAA」とは<自転車安全基準>のことです。
”安全で長持ちする自転車"と言うことを目標に、乗る人の安全を第一に考えて、
安全性の向上と環境保全を目的とした自転車安全基準のことです。
そして、その品質を認められた自転車だけに張られるステッカーが下記のステッカーです。

そもそもこの基準を設定した背景には、自転車の品質低下による粗悪な製品の事故が増えていたり、
価格の安さばかりが追い求められる時代背景により規格基準に適合しない自転車が増え、
安かろう悪かろうという自転車が出回ったことで、消費者の価値観を変化させ使い捨て状態になり、
自転車の寿命も短くなったり、廃棄や放置自転車が増える原因になっているってことにあります。
自転車を作る側が良質な製品を作って提供すれば、乗る人も安全で長持ちする自転車に乗れるわけです。


<危ない自転車の例>

この制度は2004年(平成16年)9月より国内市場で実地され、
検査に合格した自転車には上記の「BAAマーク」のステッカーがフレーム(車体)に貼付されています。
「BAAマーク」は一台毎に固有の番号が付いて、「BAAマーク」の付いた自転車は、
見やすい場所に、製造または輸入事業者の名前もしくはブランド名や車体番号がはっきり表示されています。

具体的にBAAの基準を説明すると下記のようになります。
ハンドル 駐輪場で転倒してもハンドルが破損しないか衝撃試験により確認。
ブレ−キ ブレーキワイヤーの切断強度(1.5kN以上)、繰返し強度(15kgのおもりを10,000回上下)を確認。
にぎり 雨天時でも、にぎりが回転したり、抜けたりしないか離脱力を確認。
フレ−ム フレームの強度を確認するためにJISの耐振性試験を実施。
ねじ 粗悪なネジを排除するために、ネジの強度を確認。
車輪 車輪の強度、品質を確認するために、縦振れ、横振れの許容値(1.5mm以下)を強化、
車輪の静荷重試験(側方に300Nの静荷重)、ハブの回転摩耗試験、タイヤのリム外れ試験を実施。
照明(ライト) 夜間の無灯火自転車による衝突事故を防止するために、自動または手元で点灯操作ができる前照灯を装着。
また、必要な明るさが確保されているか性能を確認。
前フォ−ク 前フォークの強度を確認するために、前フォークの耐久試験(±440N[非鉄系は±600N]の荷重を50,000回)を実施。
泥除け 前輪用どろよけが、タイヤに接触して巻き込まれることのないよう強度を確認。
ペダル 樹脂製ペダルの強度を確認するために、ペダル体引抜試験、衝撃試験を実施。
リフレクタ−
(反射板)
夜間の走行安全性を考慮し、リヤリフレクタに加えフロントリフレクタ、ペダルリフレクタおよび側面2ケ所にサイドリフレクタの装備を義務づける。フロントリフレクタは、夜間前方100mから反射光の視認性を確認。
制動性能 晴天時はもちろん、雨天時にも安全円滑に停止できるよう検査を実地。
駆動部 ギヤクランクの強度を確認するために、静荷重試験(1500N)、動的試験(1400Nの踏力を合計75,000回)実施。
※上記の検査方法・基準は、「一般社団法人 自転車協会」HP参考

以上のようにフレームの強度はもちろんブレーキの性能、リフレクター(反射板)が前・後と
ペダルなどに付いていることを義務づけたり、ネジの強度まで検査して、
上記に掲げる厳しい項目をクリアした自転車がBAAの認定を受ける事ができるのです。
ちなみにBAAとは「BICYCLE ASSOCIATION(JAPAN) APPROVED」 の略です。

当店ももちろん「BAA自転車」の取り扱い店です。安心してご購入ください。

さらに詳しいBAAの情報を知りたい方は「一般社団法人 自転車協会」HPをご覧ください。
http://baa-bicycle.com/index.html
 

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