岩手県盛岡市にあるバイク&自転車の専門店【サイクルセンター山口輪店緑が丘店】です。
〒020-0117 岩手県盛岡市緑が丘3-9-3  TEL019-662-1250 FAX019-662-1200



★スタッフ魔女さまのメンテ奮闘記★
〜キャブレター分解清掃/ヤマハ・セロー225編〜


なんとスタッフ魔女さまがバイクの【キャブレター分解清掃】に挑戦します!
ところで「キャブレター」って何かご存知ですか?
バイクに乗る方ならご存知かと思いますが、簡単に説明します。
キャブレターとは「ガソリンを空気と混ぜて霧状にして燃えやすい状態を作るパーツ」です。
キャブレターもガソリンタンク同様、長期間ガソリンが入ったまま放置していると不調の原因になります。
ガソリンが変質して穴をつまらせたり、タンクにたまっていた水が入ってサビたりして
場合によってはエンジンがかからなくなってしまうのです。
そんなエンジンのかからなくなったキャブレターを分解清掃します!

1)分解します
 写真は清掃前の汚れているキャブレター! 

 外せるものは全てはずして完全にバラバラにする。


マイナス&プラスドライバー、ペンチ、ウエス、部品入れ容器を準備します。
Oリングやワッシャなどの細かい部品も沢山出てくるので、なくさない為にも入れ物も準備します。

 外す順番は特に決まっていませんが、ホースや見えるネジから外していくと作業しやすいです。
 スプリングやOリングやパッキン等の飛んでなくなってしまいそうな部品がたくさんあるので注意して取り外します。



うっ!錆びてますねぇ。

汚れてます。

 結局、これだけの工具を使い、このように分解できました。

 ★どこに何が着いていたかをちゃんと覚えておかないと後々大変なので、心配な人はデジカメで写真を撮りながら作業を進めましょう。
 ★また、消耗や磨耗で取替えが必要な部品はないかもチェックしておきましょう。

2)キャブクリーナーに浸ける
 汚れの程度にもよりますが、今回は汚れがひどいので原液タイプのキャブレタークリーナー(ヤマハ・スーパーキャブレタークリーナー)で
 一晩浸けておくことにしました。外側の油汚れなどは軽く落としておいた方がいいです。


キャブレターが丸々浸かるような容器とキャブレタークリーナーとガソリンを準備。キャブレタークリーナーとガソリンを3:7で混ぜてクリーナー液を作ります。
丁寧に静かに部品をいれていきます。

3)清掃して乾かす
 一晩浸けておいたキャブレターをクリーナー液から取り出したら、洗油でよく洗い流しながらブラシで細かいところまで掃除しましょう。
 本体と、各ジェット類の全ての穴という穴をエアガン等で吹いて異物を吹き飛ばします。
 ガソリンの通る微細な穴は大事なので重点的に吹いて詰まりを取ってください。
 超〜ちぃっちゃい穴も覗いて見て、ちゃんと穴が通ってるかひとつひとつ確認しながら作業をします。
 ただし、エアを噴くときは小さな部品をふっ飛ばさないように気をつけてください。
ブラシも使い分けてやりました。
穴という穴を、しつこくエア・ブローして水分等が残らないようにします。

ジャーン!!こんなに綺麗になりました♪♪♪

清掃前

清掃後
※ご覧のとおり、簡単とはいえない作業で、誰でも手軽にできるというものではありません。
ただ、バイクの構造の一つでも知っておくとバイクに愛着がわき、バイクに乗る楽しさも増すのでは!?
バイクって面白いですね♪

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